活動報告
6月度中京ブロックセミナー
「親しき中にも礼儀あり」を深掘り!
中京ブロック勉強会開催レポート
先日、令和7年6月度 中京ブロック合同セミナーが開催されました!今回の勉強会のテーマは、日々の生活で特に重要でありながら、つい見落とされがちな大切な心構えである「親しき中にも礼儀あり」でした。
このテーマは、普段の生活に「慣れ」が生じてくるこの時期にこそ、自分の意識を見つめ直し、新たな意識へと生まれ変わる機会となるよう企画されたものです。
プログラムハイライト:深い学びと気づきの時間
当日は、司会の山田さんの進行のもと、開会の挨拶を森さんが務められました。
特に注目を集めたのは、森さんによるお話でした。参加者からは、「ご自身の大切にしている信条に触れることが多く、学びの時間となった」という声も聞かれ、非常に有意義な時間であったことが伺えます 。
その後は、趣旨説明とワーク、そしてグループミーティングが設けられ、参加者の皆様は「これまで大切にしてきた”礼儀”は何か」「これから大切にしたい”礼儀”は何か」といった問いについて深く考え、共有する時間を持ちました。グループミーティング後の発表では、コーディネーターの山口さんが円滑な進行をサポートされました。
上畑さんによるまとめと閉会の言葉で勉強会は終了しました。
参加者からの「気づき」と「決めた行動」
アンケートでは、参加者の皆様から今回の勉強会で得られた多くの気づきや、今後の具体的な行動について、貴重なご意見が寄せられました。
「感謝」の重要性を再認識
「身近な人ほど、してもらったことに対して感謝を伝えられていないので、言葉や行動で伝えられるようにしていく」という決意が多く見られました。
「感謝の心で接する、発すること」が礼儀であるという気づきや 、「人だけでなくモノに対する礼儀も大切」、「人以外の自分に接する全ての存在を意識して感謝の想いを持って行動していく」、「物や環境などの想いや愛情を込められる物すべてに当てはまる」 といった、対象を広げた感謝の意識も共有されました 。
「相手を想う心」と「尊敬」
「相手を思い、言葉と行動を明るいものにしていくこと」の大切さ や、「相手を尊敬する気持ちを持って接すること」の重要性 が挙げられました。
「相手のことをしっかり見たり知っていないと本当の意味で相手の為の行動は出来ない」ため、まずは相手を知ることを行動に移すという決意も 。
「慣れ」の克服と自己反省
今回のテーマの中心である「慣れてくると、相手が当たり前になってしまい、良くなくなっていく」という状態に対し、「原点に立ち返って自分の非を見つめ直して反省することが大切」、また「慣れではなく、相手にきちんと確認を行うこと」 という気づきがありました。
「親しい間柄だからこそより一層相手を想った言動をする必要がある」、「親しき中にも礼儀ありの精神は忘れてはいけない」、「日常の慣れによって、当たり前の事と思ってしまうこと自体、新鮮な心、感謝の心が無くなってしまう」 といった、日々の意識への反省が促されました。
具体的なコミュニケーション改善の決意
「感謝を自分の中に留めておくだけじゃなく、ちゃんと言葉に出して相手に伝える」、「明るい言葉をどんどん出していくこと」、「コミュニケーションの基本である、会話を省かないこと」、「いつもしている挨拶にもう一言付け加えてもう少しコミュニケーションを取れるようにしていく」 など、積極的な行動が挙げられました。
また、「『〇〇してあげた』という気持ち、言葉は使わないようにする」 といった、言葉の選び方への意識も高まりました。
「礼儀」とは何かを深く考える
「礼儀=常識ということ。感謝する、などの当たり前のことを怠らないことが大切」、そして「礼儀=全ての人、物、状況に感謝すること」 と、礼儀の本質について深く考察する機会となりました。
「態度、行動、言葉使いを相手によって変えない」 といった、一貫した姿勢の重要性も再確認されました。
参加者の皆様からは「深く考えさせる勉強会でした」、「とても有意義な時間でした!」 といった感想が多数寄せられ、今回のセミナーが日々の「礼儀」や「感謝」について深く見つめ直す貴重な機会となったことがうかがえます。
ご参加いただいた皆様、そして運営にご尽力くださった皆様、本当にありがとうございました!
(中京ブロック勉強会実行メンバー一同)